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複合語で後ろの語の語頭が濁る「手紙」「山川」のような現象を日本語学で何というでしょうか?
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解説
複合語で後ろの要素の語頭にある清音が濁音に変わる現象は連濁と呼ばれます。国立国語研究所の講座案内でも、連濁は日本語に特有の形態音素的な現象で、どんな語が連濁しやすいかという傾向はあっても複合語すべてに当てはまる包括的な規則はないと説明されています。手紙や山川で紙や川の語頭が濁るのがまさにこの現象です。母音調和は語の中で母音の種類をそろえる現象で、複合語の語頭が濁ることとは別の仕組みです。促音化は買ってのように音が小さい「っ」に変わる現象、撥音便は読んでのように音が「ん」に変わる現象で、どちらも動詞の活用のときに語尾側の音が変化する音便の一種であり、複合語の後ろの要素の語頭子音が有声化する連濁とは、変化する場所も原理も別物です。連濁は近年海外の言語学者にも広く知られるようになった現象で、日本語に特有の音変化として研究が続けられています。
情報確認日: 2026年7月26日