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かんたん
日本語の「五十音図」で、や行に通常並ぶ仮名として正しい組み合わせはどれでしょう?
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解説
現代の五十音図でや行に置かれる仮名は「や」「ゆ」「よ」の三つです。日本語ではア行のイとヤ行のイが発音上区別されないため、や行に独自の「い」にあたる文字は存在せず、同様に「え」にあたる文字もありません。したがって「い」「え」まで五文字そろえた「や・い・ゆ・え・よ」は、あ行の文字を仮に当てはめただけのものであり誤りです。「や・ゐ・ゆ・ゑ・よ」の「ゐ」「ゑ」は歴史的仮名遣いに由来するわ行の文字で、や行の仲間ではないうえ現代の五十音図には通常含まれません。「ゃ・ゅ・ょ」は拗音を作るための小書きの仮名で、五十音図の基本の行の配列とは別の役割を持つ文字です。五十音図は縦横に整然と並んでいるように見えて、実際には空白や重複を含み文字どおり五十音を表しているわけではないという、日本語の音韻の歴史が生んだ独特の構造を持っています。
出典: 「五十音」の数はどうして五十ではないのですか - ことば研究館 | 国立国語研究所
情報確認日: 2026年7月31日