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雑学クイズ
言語 ふつう

日本語で敬語が特に発達している理由として、最も近いものはどれでしょう?

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正解

C)人間関係や場面への配慮を文法的に表しやすいから

解説

敬語は、話し手が相手や周囲の人物との人間関係や、その場が公的か私的かといった状況をどうとらえているかを、尊敬語や謙譲語1、謙譲語2、丁寧語、美化語という文法形式に細かく分けて描き分けられる仕組みを持ちます。誰を言葉の上で高く位置づけて述べるか、どの場面かによって語形が変わり、人間関係や場面への配慮を文法的に表しやすいことが、日本語で敬語がここまで発達した理由です。語順が固定だからという説明は当たりません。日本語は格助詞が語の働きを示すため語順の自由度はむしろ高く、語順の固定度と敬語の発達を結びつける根拠はありません。母音が5つしかないからという説明も、母音の数という音韻上の特徴と、人間関係を言葉で描き分ける文法体系の発達とは無関係です。外来語が少ないからという説明も同様に、外来語の量と敬語の発達を直接結び付ける根拠はなく、そもそも現代日本語には外来語が少なくありません。動詞の活用や助動詞、接頭語を使って人物を言葉の上で高く位置づける「立てる」という働きを、尊敬語と謙譲語の区別まで含めて体系的に持つ点は、他の言語にあまり見られない日本語に固有の特徴です。

出典: 敬語の指針(文化審議会答申)

情報確認日: 2026年7月31日

#日本語 #敬語 #尊敬語 #謙譲語
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