文化・芸術
難しい
ユネスコ無形文化遺産のインドネシアのクリスは、どのような品として知られる?
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解説
クリスはインドネシア発祥の非対称な刀身を持つ短剣で、2008年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。武器であると同時に呪力を宿す精神的な道具ともされ、確認できる最古のクリスは10世紀にさかのぼり、ジャワ島から東南アジア各地へ広まったと考えられています。選択肢にある大型の太鼓や絹の舞台衣装、木製の仮面劇場はいずれもクリスとは別の民俗芸能の道具であり、クリスは刃物としての形状で評価される点が根本的に異なります。刃の形はダプールと呼ばれ約40種、金属模様のパモールは約120種確認されており、鞘には木や象牙、金なども使われます。刃はエンプと呼ばれる鍛冶職人が鉄鉱石と隕石由来のニッケルを幾重にも重ねて鍛え上げ、日常での着用や儀礼、家宝としての継承、社会的地位の指標など生活のさまざまな場面で使われてきました。
出典: UNESCO Intangible Cultural Heritage - Kris
情報確認日: 2026年7月25日