文化・芸術
かんたん
ユネスコ無形文化遺産のファドは、どの国と特に結びつく音楽ジャンル?
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解説
ファドはポルトガルの首都リスボンを中心に育まれてきた音楽と詩の融合ジャンルで、2011年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。アフリカ系ブラジル人の舞踊歌や地方の伝統的な歌と踊り、国内移住によって持ち込まれた農村部の音楽、19世紀初めの都会的な歌謡様式が混じり合って生まれた点が登録の根拠になっています。選択肢のフィンランド共和国は北欧の国でファドとは音楽的にも歴史的にも接点がなく、モンゴル国地域は遊牧文化圏でありリスボンの都市文化とは無関係、エジプト共和国も北アフリカの国でファドの成立過程に登場する地域ではないため、いずれも結びつきません。ファドの哀愁を帯びた歌声とギターの伴奏は、移民や船乗りたちが行き交った港町リスボンならではの多文化が重なり合って形づくられたもので、この成立の経緯こそが他の音楽ジャンルにはないファド固有の特徴です。
出典: UNESCO Intangible Cultural Heritage - Fado, urban popular song of Portugal
情報確認日: 2026年7月26日