歴史
難しい
江戸時代の図入り百科事典として有名な『和漢三才図会』を編んだのは誰でしょう?
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解説
『和漢三才図会』を編んだのは寺島良安です。大坂の医師だった良安が、明の王圻による『三才図会』に倣い、天文、地理、人倫、動植物、器物など森羅万象を漢文で解説し図を添えた全105巻の百科事典で、正徳3年付けの序と跋を持つ形で刊行されました。貝原益軒は『大和本草』などで知られる本草学者・儒学者で、江戸中期に膨大な博物書を残しましたが、『和漢三才図会』の編者ではありません。新井白石は将軍の侍講を務めた朱子学者・政治家で、『折たく柴の記』などの著作を残しましたが、図入り百科事典の編纂には関わっていません。平賀源内はエレキテルの復元や本草学で名高い多才な人物ですが、これも『和漢三才図会』とは別人の仕事です。中国の書物を下敷きにしながら日本独自の事物まで網羅した点が、当時の他の学者たちの著作とは一線を画す『和漢三才図会』ならではの特色です。
出典: 和漢三才図会 巻之首,巻第1-105,巻之尾 / 寺島良安編(早稲田大学図書館 古典籍総合データベース)
情報確認日: 2026年7月31日