東欧の料理ボルシチで、特徴的な赤い色のもとになる代表的な食材は何でしょう?
💡 選択肢を選ぶと正解と解説が表示されます。ランダム10問プレイに進むとスコア・ランキングに記録されます。
解説
ボルシチはビーツを主な材料としてブロス(だし)と合わせて作られる伝統料理で、この赤い色はビーツに由来します。ウクライナのボルシチは2022年にユネスコの無形文化遺産に登録されており、ビーツや砂糖用ビーツ、発酵させたビーツ果汁を合わせただしで作られます。地域や家庭によってレシピは異なっても、ビーツが軸になっている点は共通しています。赤パプリカは彩りや辛味を加える香辛野菜として使われることはあっても、ボルシチの色を決める主材料ではありません。トマトは酸味やコクを足すために加えるレシピもありますが、ボルシチという料理を特徴づける代表食材はあくまでビーツで、トマトはあくまで副材料です。紫キャベツはロールキャベツやザワークラウトなど別のスラブ料理でよく使われる野菜で、含まれる色素もアントシアニンでビーツのベタレインとは異なり、ボルシチの赤色の由来としては挙げられません。紛争下でも家庭や地域ごとに受け継がれてきた料理という点も、ビーツを軸にした調理法が世代を超えて伝えられてきたボルシチならではの背景です。
出典: Culture of Ukrainian borscht cooking(UNESCO 無形文化遺産一覧)
情報確認日: 2026年7月31日