火星にあるオリンポス山は、地球のエベレストのような褶曲山脈ではなく、主にどの種類の火山として知られるでしょうか?
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解説
NASAのジェット推進研究所(JPL)は2024年3月に探査機マーズ・オデッセイが撮影したオリンポス山の画像を紹介する記事で、裾野の幅が600キロメートル、高さが27キロメートルに達するこの山を楯状火山と明記しています。成層火山は粘り気の強い溶岩や火山灰が交互に積み重なって急斜面の円錐形になる山で、日本の富士山のような姿になりますが、オリンポス山は粘り気の少ない溶岩が繰り返し広範囲に薄く流れ出して重なったため、傾斜がゆるやかな盾を伏せたような形になっており、成り立ちも断面の形も異なります。カルデラ火山という呼び方は山全体の分類ではなく、噴火後に山頂が陥没してできた凹地を指す言葉で、オリンポス山の山頂には複数のカルデラが連なっていますが、それは頂上部分の地形であって山そのものの種類ではありません。泥火山は地下の泥やガスが噴き出してできる地形で、溶岩の噴出とは成り立ちが全く別物です。高さ27キロメートルという規模は地球のエベレストの3倍近くにあたり、太陽系最大の火山として知られています。
出典: NASA's Mars Odyssey Captures Huge Volcano, Nears 100,000 Orbits (NASA/JPL)
情報確認日: 2026年7月27日