科学
かんたん
植物の葉にある気孔の主な役割として、最も適切なものはどれ?
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解説
気孔は陸上植物の表皮にある小さな孔で、一対の孔辺細胞に囲まれています。まわりの環境に応じて開閉し、光合成に必要な二酸化炭素の取り込みと蒸散という、植物と大気のあいだのガス交換を調節しています。孔辺細胞は光が当たる時間帯、とくに信号として働く青色光に反応して気孔を開き、ガス交換を進めます。逆に乾燥にさらされると植物ホルモンのアブシジン酸に応じて気孔を閉じ、体から水が失われるのを防ぎます。開閉は、孔辺細胞がイオンの出入りを調節して体積を変えることで起こり、青色光のもとではカリウムイオンが大量に流れ込み、それにつれて水が入って開口に至ります。光を反射して葉を冷やすことだけが役割ではなく、養分を実際に吸うのは根であって気孔ではありません。花粉をつくるのはおしべの葯で、気孔とは別の器官です。
情報確認日: 2026年9月5日