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古典文法で、助動詞「む」が接続する活用形として正しいものはどれでしょうか?
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解説
助動詞「む」は活用語の未然形に接続する推量の助動詞で、活用は未然形「ま」・連用形なし・終止形「む」・連体形「む」・已然形「め」・命令形なしという四段型です。たとえば「行かむ」は動詞「行く」の未然形「行か」に「む」が付いた形で、推量なら「行くだろう」、意志なら「行こう」という意味になります。連用形は「けり」「たり」「き」「つ」「ぬ」など動作の完了や過去を表す助動詞が付く形なので、まだ実現していない事態を推し量る「む」には合いません。終止形は「べし」「らむ」「めり」など、すでに成立している事態を推し量る助動詞が付く形であり、これから起こることを推し量る「む」とは性質が異なります。已然形は「こそ」の係り結びを結んだり、「ば」に続いて確定条件を作ったりする形で、やはり「む」の接続先にはなりません。「む」の未然形「ま」は上代のク語法「まく」の形にのみ現れる古い語形で、平安時代中期には発音が変化し「ん」とも書かれるようになりました。
情報確認日: 2026年7月31日