動物
ふつう
ふ化直後から歩いたり泳いだりしやすい「早成性」の鳥として代表的なのはどれでしょう?
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解説
アヒルはカモ目カモ科に属し、卵からかえった直後から全身が綿羽で覆われ目も開いていて、自分の脚で歩いたり水に入って泳いだりできる早成性の代表格です。日本鳥学会がまとめた鳥類学用語集では、孵化後すぐに動ける雛を「早成びな」、羽毛がほとんどなく目も閉じたまま親からの給餌に頼る雛を「晩成びな」として区別しており、ツバメとスズメ、カラスはいずれもスズメ目に属し、孵化した時点ではこの晩成びなの状態で巣にとどまり親が運ぶ餌を待つため、早成性の代表例にはなりません。アヒルのように孵化してすぐ水辺を歩き回れる性質は、地上や水辺に巣をつくり外敵にさらされやすいカモ類が、いち早く自力で移動できるよう身につけた特有の適応で、巣の中で守られながら育つ晩成性の小鳥とは対照的な生存戦略です。
出典: 日本鳥学会鳥類学用語集(A Compendium of Ornithological Terms)
情報確認日: 2026年7月31日