動物
ふつう
チョウが花や葉にとまったとき、味を感じ取る器官としてよく知られる部位はどこでしょうか?
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解説
チョウの成虫は前脚の先端にある「ふ節」に感覚毛を持ち、雌は葉の表面を脚でたたく「ドラミング行動」でこの感覚毛から化学物質を味わい、幼虫が食べられる葉かどうかを確かめてから産卵します。飛びながら植物を探すときに頼るのは視覚と嗅覚で、触角はこの働きを担う器官であり、脚のような味を感じる感覚毛は持たないため、触角の先だけでは誤りです。前翅の裏側や尾の先端に味を感じる感覚毛があるという記録もなく、これらの部位が味覚器官として働くことは確認されていません。成虫は蜜を吸うストロー状の口器にも別の味覚器官を持っており、脚の感覚毛が幼虫のための食草選びに使われるのに対し、口器の感覚毛は自分の食事のために使われるという役割分担があるのも、チョウの味覚ならではの特徴です。
出典: チョウと食草をつなぐ味覚(JT生命誌研究館 生命誌ジャーナル)
情報確認日: 2026年7月26日